医工連携への取り組み
内山工業株式会社のフェイスシールドは、頭から顎の下まで広くガードする
大きなシールドと、可変式もしくは固定式のオーソドックスな構造により、
安全性と使いやすさを両立させたフェイスシールドです。
医療従事者の飛沫感染予防に
- 1.衛生的な交換式シールド
- 面ファスナーで簡単にシールドの着脱が可能。
定期的に交換して、シールド面をいつも清潔に保てます。 - 2.安心のラージサイズシールド
- 顔全体をカバーできる大きめのシールドで、飛沫感染を防ぎます。メガネをかけたまま装着OK。
- 3.頭にフィットする
バンド式フレーム - バンド式フレームで、頭の大きさと形に合わせてしっかり装着。またシールドが上下に可動するので、好きな位置に調節可能です。
開発ストーリー
「医療従事者のために何かできないか」
の一言から
開発のきっかけは、担当者同士の一本の電話でした。
2020年4月9日、かねてから医工連携で頻繁に情報交換を行っていた内山工業の新規事業開発室のメンバーから、当社医工連携部門に電話がありました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発出されて間もない、感染拡大第一波の真っ只中の時です。
「新型コロナと戦う医療者のために、内山工業も何かできないか?」
内山工業の担当者のその言葉に、当社担当者は「医療従事者を守るための個人防護具が全く足りていない。マスクも、ガウンも、手袋も足りない。その中で、フェイスシールドであれば比較的作りやすいかもしれない」と答えました。
完全オンライン、
2社だけで完結という異例の開発体制
内山工業から第一弾の試作資料が届いたのは、その1週間後です。
そこから頻回なオンラインミーティングを繰り返し、4月22日には製品が完成。この間、私たちは一度も直接会うことなく、完全オンラインで開発を進めました。
本来であれば医工連携においては医療従事者からのニーズと意見が極めて重要なのですが、緊急を要する事例であったこと、そして当時は医療機関への立ち入りに極めて注意を要する時期であったことから、当社と内山工業の2社のみという異例の開発体制となりました。それでも製品化にこぎつけることができたのは、医療機器販売商社としての当社の知見、そしてなによりもそれを正確にくみ取り迅速に具現化していった内山工業の開発力があったからこそでした。
本製品は、2020年4月下旬に、内山工業および当社の地元である岡山県からの生産要請にもとづき、内山工業からフェイスシールド2,000セットと交換用シールド5,000枚を岡山県に納入しています(プレスリリース)。
ご購入について
本製品のご購入については、下記の
内山工業ウェブサイトをご確認ください。
製品に関する
お問い合わせはこちらから
- フェイスシールド(可動タイプ)
- フェイスシールド(固定タイプ)
- 交換用シールドのみ
- ※価格、梱包数については左記発注書をご確認ください。